部屋を明るくしたいなら白基調の家具で統一!

一戸建てに住むというよりも、部屋で過ごすことを考えたときに重要になる要素が壁や床、そして家具の色合いです。先に言っておきますが、ここでは決して黒をはじめとした暗色を否定的にとらえたものではないので強く言及しておきます。

部屋を構成する際に、最初に考えなくてはいけないのは、その部屋で長く生活をするということです。当然シンプルで使いやすくあることもですが、使いやすいということには目で見ていてストレスを感じないことや、目の届かない場所が少ないことなどがあげられます。ストレスを感じないということには重圧を感じさせない明るいイメージや汚れを感じさせない清潔感というものが大きな要素であり、この条件に白という色が非常に即しています。

白は光の反射が一番強く、同じ色の日差しを取り入れた際に、目に映る景色を一番明るいと錯覚させてくれます。白は光沢を持たせ過ぎると、汚れや傷を目立たせてもしまいますが逆に適度に凹凸のある素材を使った家具を選ぶことで、まぶしすぎない程度に日差しを反射させてくれて、部屋の隅々にまで目に心地よい明るさがいきわたっているイメージを与えてくれます。なので、壁や家具には積極的にしろを取り入れることは、単純な光量の話ではなく視界の意味で重要です。

ですが、前述したとおり白がシンプルで清潔感があるからといってすべてを白一色にしてしまうのは避けてください。視覚というよりも人間の脳は慣れというものがあり、同じ物ばかりを見ているとそれに慣れてしまうこと、さらには飽きてしまう習性を持っており、いくら部屋の隅々までストレスなく見通せる明るい状況であっても、そればかりではいずれ飽きてしまい、逆につまらなさを感じてしまう恐れがあります。なので家具や壁は白を基調とするも床や天井など、もしくは家具の一部には別種の色を取り入れることをお勧めします。

例えばですが、普段生活する部屋の壁や天井は凹凸のある白、逆に床は光沢を持たせた茶系を用いるとか、逆に寝室には床や天井、カーテンなどに黒や紺といった暗色を持たせることで、寝室は少し暗いとか落ち着いているという印象を持たせることで普段生活する部屋にはギャップで明るいと感じると同時に、常に違いのある視界を得ることで目を飽きさせない効果を期待できます。

なので単に一色にこだわるのではなく、壁の一面だけを色を変えてみるだとか、家具を一つか二つだけまったく違う色を基調としてみるなどというのも、生活空間の視界を楽しむ上では有効な遊び心といえます。

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部屋を明るくしたいなら白基調の家具で統一!

2019年08月23日

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